
OL女性
あれ・・・、なんか、音がこもってきた・・

ヘッドホン太郎
そういう時にチェックするべきポイントを紹介するね。
「せっかくお気に入りの音楽を聴こうと思ったのに、なんだかモワッとしていてクリアじゃない…」
そんな“音がこもる”悩み、意外と多くの人が経験しています。
まるでお風呂場で音楽を流しているような、ハッキリしない音。
でも、ちょっとした工夫やチェックで驚くほど音質が改善することがあります。
今回はその原因と対処法をやさしく解説します。
1. まず疑うべき「原因」
音がこもる原因は、以下のようにさまざまです。
● 機器の問題
- イヤーパッドの劣化
→スポンジ部分がヘタって音が反響しやすくなる
→まるで耳にふたをされてるような感覚に - ドライバーユニットの汚れ
→小さなホコリでも音の抜けが悪くなり、もやっとする - 断線や接触不良
→特定の帯域(高音・低音)がカットされ、バランスが崩れる
● 設定・接続の問題
- イコライザー設定が偏っている
→低音だけ強調されて、全体がこもって聞こえる - Bluetooth接続の音質劣化
→コーデック(音の圧縮方式)の影響で、音質が落ちることも - 音源自体の問題
→YouTubeなどの圧縮音源では、そもそも音が荒くなりがち
2. すぐできる!簡単チェックと対策
原因を特定したら、以下の方法で対処しましょう。
● ハードのチェックと手入れ
- イヤーパッドを交換
→新品にするだけで「音がパッと広がる」感覚に変わることも - ホコリを掃除
→綿棒やエアダスターでドライバー周辺を優しく掃除 - 別の機器に接続してみる
→スマホ→PCや、Bluetooth→有線などに切り替えて確認
● ソフト面の設定確認
- イコライザーをフラットに戻す
→余計な味付けをやめて「本来の音」に戻す - 音楽アプリの設定を見直す
→高音質設定になっているか、オフになっていないかチェック - Bluetoothコーデックを変更
→AACやaptXなど、高音質対応の設定に変える(機器対応が必要)
3. メガネ・髪型・装着感も意外な盲点
ちょっと意外なところでは、
- メガネのフレームがイヤーパッドを浮かせてしまう
- 髪の毛が多くて音が遮られている
- ヘッドホンの装着が浅く、密閉されていない
こうした「装着ミス」で、音がこもってしまうこともあります。
ヘッドホンはピタッと密着してはじめて、本来の音が聴こえるようになります。
4. 買い替えを考えるタイミング
いろいろ試しても改善しない場合、買い替えも視野に入れましょう。
● 買い替えのサイン
- 使い始めて3年以上経っている
- スポンジ部分が破れている
- 高音や低音のどちらかが極端に弱い
ヘッドホンは「耳元のスピーカー」です。
使い込むほど音質も劣化していくので、良い音を楽しむためには定期的な見直しが大切です。
まとめ
音がこもる原因と対策をおさらい:
- イヤーパッドの劣化、ドライバーの汚れ、接触不良が主な原因
- 設定ミスや音源の質も影響
- 装着の仕方、メガネや髪型でも音が変わる
- 対策は「掃除・設定確認・装着の見直し」でかなり改善
- それでもダメなら、買い替えを検討!
音がこもっている状態は、音楽の魅力を大きく損ねます。
ほんの少しの手間で、まるでカーテンを開けたように音がスッキリすることもありますよ。

ヘッドホン太郎
音のこもりを感じたら、「耳の前に何かがあるかも」と考えてみるのがコツです。
それが物理的な問題か、設定の問題かを一つずつ解消していきましょう。
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