
イコライザーの設定が3種類しかないし、全部英語だった・・・

ヘッドホンによっては、アプリの対応が不十分っていう場合はあるよね。そういう時の対策をまとめてみたから、チェックしてみて。
最近のヘッドホンは「アプリ連携で自分好みの音に調整できる」機能が魅力のひとつです。
しかし、いざ使ってみると…
- 「イコライザーが3種類しかない…」
- 「アプリが英語でわかりづらい」
- 「そもそもアプリがない!」
- 「細かく調整できない」
このような声は珍しくありません。
今回は、「イコライザーやアプリ対応が不十分で満足できない…」という悩みを解決する方法を解説します。
そもそもイコライザーってなに?
イコライザーとは、音のバランス(低音・中音・高音)を調整する機能です。
例えるなら「料理の味つけ」。
同じカレーでも、スパイスの加減で全然印象が変わるのと同じで、
ヘッドホンの音も「イコライザー次第」で驚くほど変わります。
よくある悩みのパターンと解決策
■ アプリにイコライザー機能がない/少ない
👉 対策1:スマホ側のイコライザーを使う
- iPhone:設定 → ミュージック → イコライザ
- Android:端末によって設定場所が異なるが、「音質」設定内にあることが多い
👉 対策2:別アプリを使う
例:
- Android:「Poweramp EQ」「Wavelet」
- iOS:「Boom」「Sound Profile EQ」
これらのアプリは、接続中のBluetoothデバイスに対して音質を調整できます。
※一部の音楽アプリ(Spotifyなど)はアプリ内にイコライザーあり。
■ 細かく設定できない/プリセットしか選べない
👉 対策3:PC用ソフトで音をカスタマイズ
- Windows:「Equalizer APO」「FXSound」
- Mac:「eqMac」「Boom 3D」
PCで音を再生する場合、これらのソフトを使うと細かく周波数ごとに調整が可能。
YouTube、Netflix、Zoomなど全体の音にも効果があります。
■ アプリが使いにくい/日本語対応がない
👉 対策4:アプリを使わずに音源側で調整
音楽アプリ(SpotifyやApple Musicなど)でイコライザー設定があるものを選び、ヘッドホンに依存しない音作りをするのも手です。
また、アプリを使わずとも音質が良いヘッドホンを選ぶことで、調整そのものの必要性を下げることができます。
長期的対策:買い替え時にチェックするポイント
もし買い替えを検討しているなら、「アプリ&イコライザーが充実している機種」を選ぶことが重要です。
▷ 具体的なチェック項目:
- アプリ内で10バンド以上のイコライザー調整が可能
- ユーザー間でプリセット共有ができる(例:SonyのHeadphones Connect)
- アップデートで機能改善されるアプリか(更新履歴を見る)
- マルチ言語対応か(日本語があるか)
- アプリのレビューが高評価か(App StoreやGoogle Playで確認)
▷ おすすめブランド(例):
- Sony(例:WH-1000XMシリーズ):10バンドEQ、詳細な操作カスタマイズが可能
- Edifier(例:Edifier WH950NBシリーズ):調整可能なイコライザー機能で細かな設定が可能
- BOSE:直感的なアプリUI、ノイキャン調整も簡単
- Anker Soundcoreシリーズ:豊富なプリセットとカスタムEQあり
比喩で理解:「イコライザーがないヘッドホン=味付けができない鍋」
どんなに高級な食材を使っても、味つけできなければ物足りなさを感じますよね。
同じように、音の好みが反映できないヘッドホンは、せっかくのスペックも持ち腐れです。
まとめ:音にこだわりたいなら、アプリの充実度も要チェック!
- イコライザーやアプリが不十分でも、スマホやPCの外部アプリで補える
- 音楽アプリのEQ機能を活用するだけでも違いが出る
- アプリがないヘッドホンは「音源側の工夫」でカバー可能
- 次に買うときは「アプリの使いやすさ・EQの細かさ」も重視を

音は目に見えないけれど、あなたの感性を豊かにする大切な要素。
イコライザーとアプリをうまく使いこなして、ヘッドホンの魅力を最大限に引き出してみてください。
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